「40代の一人暮らし、そろそろ間取りを見直すべき?」
20代・30代のころはとにかく家賃重視で選んでいた間取りも、40代になるとライフスタイルが変わってきますよね。
在宅ワーク、趣味の充実、老後を見据えた住まい選び——考えることが一気に増えます。
そこで今回は、宅建士の資格を持つ筆者(20代ワンルーム→30代1Kを経験)の視点に加え、クラウドワークスで40代男性社会人100人に独自アンケートを実施。リアルな間取り事情を徹底調査しました。
この記事を読めば、40代社会人に多い間取り・家賃相場・自分に合ったレイアウトの選び方がわかります。
- 40代男性社会人100人のリアルな間取りランキング
- 各間取りを選んだ理由とメリット・後悔ポイント
- 40代の家賃相場と生活費の目安
- 間取り別のレイアウト例
【実体験】20代→30代で間取りはこう変わった

20代の頃は家賃の安さだけで部屋を選んでいました。でも30代になると、仕事の効率やくつろげる空間が気になり始め、間取りへの考え方が大きく変わりました。
この記事では、実際に20代で6畳1K→30代で1LDKに住み替えた筆者が、部屋選びの基準の変化をリアルにお伝えします。
20代はワンルーム、30代で1Kに変えた理由
筆者は20代のころ、東京都内でワンルームに2軒住みました。葛飾区のアパート(家賃6.5万円)と台東区のマンション(家賃7.5万円)。どちらも築古のワンルームです。
当時は「家賃が安ければOK」「家には寝に帰るだけ」という感覚だったので、間取りへのこだわりはゼロでした。
ただ、唯一後悔したのが料理のにおい問題です。ワンルームはキッチンと居室の間に扉がないので、自炊するとにおいがベッドや服にまで染みつく。これがストレスで、30代で引っ越すときは1K一択で探しました。
結果、横浜市内の1K(家賃7.6万円)に落ち着き、ドア1枚あるだけでにおい問題は完全に解消。間取りの選び方ひとつで生活の質がここまで変わるのかと実感しました。

20代→30代の変化だけでも間取りの優先順位は大きく変わりました。40代の間取り選びに、この経験が参考になれば嬉しいです。
40代の間取り選びで重視すべきポイントとは
筆者の経験を踏まえると、年代が上がるほど「家賃の安さ」より「生活の質」を重視すべきです。
40代は20代・30代と比べて、以下のような変化が起きやすい年代です。
- 在宅ワークの増加(仕事スペースが必要)
- 趣味や持ち物の増加(収納・部屋数の重要性が上がる)
- 健康面への意識(日当たり・換気・防音の優先度が上がる)
- 老後を見据えた家賃設定(貯蓄とのバランス)
20代なら「安さ最優先」でワンルームでも問題ありませんが、40代で同じ基準で選ぶと確実に後悔します。
では、実際に40代の社会人はどんな間取りに住んでいるのか?次の章で100人のアンケート結果を見ていきましょう。
【アンケート】40代社会人一人暮らしの間取りランキング
一人暮らしの40代社会人は、実際にどんな間取りに住んでいるのでしょうか?
当サイトでは30代に続き、クラウドワークスで40代男性社会人100人に独自アンケートを実施しました。
30代のアンケートでは1K・1LDK・1DKがトップ3でしたが、40代になると順位に変動はあるのか? 家賃や満足度も含めたリアルな結果を紹介します。


| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 回答数 | 100人 |
| 平均年齢 | 43.8歳 |
| 30代前半(30〜34歳) | 52人 |
| 30代後半(35〜39歳) | 48人 |
| 間取りへの満足度平均 | 3.6 / 5.0 |
| 平均家賃 | 約5.1万円 |
1位:1K(43人)
40代でも1Kが最多という結果は、30代のアンケートと同じ傾向でした。
1Kを選んだ理由・選んで後悔したことを実際の回答とともに解説します。
1Kを選んだ理由
家賃を下げたかった。(41歳)
一人暮らしで基本仕事で寝に帰るくらいなので、狭い部屋で家賃が安いところでよかった。(40歳)
大阪市内でなるべく家賃を抑えて借りたいと思っており、自分だけが住むだけのスペースがあれば良いと思って1Kを選びました。(42歳)
30代と同じく「家賃の安さ」が圧倒的1位。
ただし40代では「寝に帰るだけだから十分」という割り切りの声が多く、ライフスタイルに合った合理的な選択として1Kを選んでいる印象です。
1Kのメリットと後悔ポイント
メリット: 部屋がコンパクトで移動などが不要で楽だった。掃除も全然面倒じゃないのが良い。(41歳)
メリット: 家賃が安く光熱費も抑えられる点が良かった。(49歳)
後悔: あまりに狭かった。物が収納できず捨てるのが悲しかった。人を招待した時に狭くて恥ずかしい。(41歳)
後悔: 40代にもなって、まだ1Kという狭い所に住んでいるという劣等感。年齢的にもやはり1LDKぐらいには住みたかった。(47歳)
メリットは30代と共通で「掃除が楽」「家賃が安い」。
しかし40代ならではの声として、「年齢的な劣等感」を感じている人が一定数いたのが特徴的でした。
コスパは最強ですが、40代で1Kに住み続けるなら、部屋の清潔感とインテリアで「ちゃんとしてる感」を出すことが大事ですね。



私も30代で1K住みです。年齢ではなく「どう住んでいるか」で印象は変わりますよ。
2位:1LDK(26人)
2番目に多かったのは1LDK。40代前半・後半ともにバランスよく選ばれていました。
1LDKを選んだ理由
年齢的にも落ち着いた生活がしたくなり、プライベート空間を確保したかったためです。(44歳)
在宅ワークが増えたことで作業スペースを確保したかったため。寝室と仕事スペースを分けることで生活リズムを整えやすくなると考えました。(42歳)
加齢に伴い「質の高い休息」と「集中できる環境」の重要性を痛感したためです。(49歳)
30代では「在宅ワーク対応」が主な理由でしたが、40代では「落ち着いた生活」「質の高い休息」というキーワードが目立ちます。
年齢とともに住まいに求めるものが変わっていることがわかりますね。
1LDKのメリットと後悔ポイント
メリット: 寝室と生活スペースを分けられるため、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなりました。特に在宅作業が増えた時期には大きなメリットでした。(42歳)
メリット: 食事の匂いが寝具につかないし、急な来客があっても生活感の出るベッド周りを見られずに済んだ。(45歳)
後悔: 家賃が高くなったことで固定費の負担が増え、貯金のペースが落ちた。(42歳)
後悔: エアコンの風が奥の寝室まで届きにくく、夏場や冬場の電気代が想像以上にかさんだ。(45歳)
メリットは「空間を分けられる快適さ」、後悔は「固定費の上昇」。
30代の回答とほぼ同じ傾向ですが、40代は老後の貯蓄も意識する年代なので、家賃と貯蓄のバランスがより重要になります。



40代で1LDKを選ぶなら家賃は手取りの4分の1以下に抑えて、残りを貯蓄に回すのがおすすめですよ。
3位:1R(23人)
30代では4位だった1Rが、40代では3位に浮上しました。
1Rを選んだ理由
ほとんど家にいないので寝られればいいから。(44歳)
当時はコスト重視の考えが強く、生活は必要最低限で、寝られればそれで十分と思えたから。(48歳)
綺麗だけど家賃が安かったので、ワンルームでもいいやと思い選びました。(40歳)
40代で1Rを選ぶ人は「家にほぼいない」「寝るだけ」と完全に割り切っているタイプです。
仕事中心の生活で家賃を最小限に抑え、その分を貯蓄や趣味に回す堅実な選択とも言えます。
1Rのメリットと後悔ポイント
メリット: コンパクトで落ち着く。家賃が極めて安く済むので生活が苦しくない。(44歳)
メリット: キッチンと部屋との仕切りがなく同一空間のため、広く感じて開放感がある。(41歳)
後悔: あまり家にいないから良いが、手狭なので居心地は決してよくはない。(44歳)
後悔: 帰って寝るだけの生活には良かったが、彼女を呼んだ時に恥ずかしかった。(49歳)
メリットは「家賃の安さ」と「開放感」。後悔は「来客時の恥ずかしさ」が40代ならではの声として目立ちました。
外出が多く家にいない人には合いますが、在宅時間が増えたら間取りの見直しを検討したほうがいいですね。



私も20代は1Rに住んでいましたが、料理のにおい問題だけは避けられません。自炊するなら1K以上にしましょう。
40代社会人一人暮らしの家賃相場
間取りが決まったら、次に気になるのは家賃ですよね。
ここでは当サイトのアンケート結果をもとに、40代男性社会人のリアルな家賃分布を紹介します。あわせて40代女性の家賃傾向やエリア別の目安もまとめました。
40代男性の平均家賃
当サイトのアンケートでは、40代男性社会人の家賃分布は以下のとおりでした。
| 家賃帯 | 人数 |
|---|---|
| 3万円未満 | 36人 |
| 4万円未満 | 16人 |
| 4万円台 | 13人 |
| 5万円台 | 33人 |
| 6万円台 | 27人 |
| 7万円台 | 12人 |
| 8万円台 | 10人 |
| 9万円台 | 7人 |
| 10万円以上 | 9人 |
5〜6万円台がボリュームゾーンで、平均は約5.1万円でした。
30代のアンケート(平均約5.4万円)と比べると若干低めですが、これはエリアの違いや「家賃を抑えて貯蓄に回す」という40代の堅実な意識が反映されていると考えられます。
アンケートでも「家賃を下げたかった」「寝るだけだから安いところでいい」という声が多く、40代は家賃よりも貯蓄や老後資金を優先する傾向が見えました。



40代は老後の資金準備も大事な時期。家賃は手取りの4分の1以下に抑えて、余裕を貯蓄に回すのがおすすめですよ。
40代女性の平均家賃
40代女性の場合、男性よりも家賃が高めになる傾向があります。
理由は20代・30代と同じく、オートロック・防犯カメラ・2階以上などセキュリティ重視の物件を選ぶ人が多いためです。
総務省「家計調査(2024年)」によると、35〜59歳の女性単身世帯の住居費は月額31,846円となっています。
ただし、この数字は持ち家の方(住居費がほぼ0円)も含めた平均のため、実際に賃貸で暮らしている40代女性の家賃はこれより高くなります。
民間の調査では、40代女性の一人暮らしの家賃は6〜7万円台が中心とされており、セキュリティやバス・トイレ別など設備面を重視する傾向が男性より強いことが、家賃を押し上げる要因の一つと考えられます。
40代社会人一人暮らしのレイアウト例
40代の一人暮らしは、20代・30代とは部屋に求めるものが変わってきます。
仕事の疲れを癒すリラックス空間、趣味を楽しむスペース、そして生活感を出しすぎない大人の雰囲気。
この記事では、40代の社会人男性が限られた間取りでも快適に暮らせるレイアウト例を、6畳1K・8畳1K・1LDKの3パターンに分けて紹介します。
1K・ワンルームで在宅ワークもこなすレイアウト


1K・ワンルームでも、ベッドとデスクの配置を工夫すれば在宅ワークは可能です。ポイントは以下の3つ。
- ベッドは窓際に寄せる(デスクスペースを確保するため)
- デスクは壁付けのコンパクトタイプ(奥行き45cm以下が目安)
- 収納は縦方向に伸ばす(本棚やラックは背の高いものを選ぶ)
20㎡前後の1Kでも、ベッド・デスク・テレビ台・収納棚を置いてギリギリ動線が確保できます。
ただし、オンライン会議が多い人はベッドが映り込む問題があるので、パーテーションかカーテンで仕切りを作ると安心です。
1LDKで仕事と生活を分けるレイアウト


1LDKならリビングをくつろぎスペース、居室を寝室兼仕事部屋にするのが王道です。
- リビング:ソファ+テレビ+ローテーブル(リラックス空間)
- 居室:ベッド+デスク+本棚(仕事+睡眠空間)
この配置なら仕事中にテレビやソファが視界に入らないので、集中力が格段に上がります。
1LDKは40代の一人暮らしで最も満足度が高い間取りですね。



1LDKを選ぶなら「横並びタイプ」がおすすめ。 縦長タイプは奥の部屋に光が届きにくいので、内見で必ず確認してください。
2LDKで趣味部屋を確保するレイアウト


2LDKなら1部屋まるごと趣味に使えるのが最大の魅力です。
- リビング:ソファ+テレビ+ダイニングテーブル
- 居室①:ベッド+クローゼット(完全な寝室)
- 居室②:デスク+趣味の道具(書斎・筋トレ・ゲーム部屋など)
40代になると持ち物や趣味が増えるので、部屋数に余裕があると日常生活の快適さが爆上がりします。
ただし都内だと家賃10万円超は覚悟が必要なので、収入と相談ですね。
40代社会人一人暮らしの間取りに関するよくある質問


40代社会人一人暮らしの間取りに関するよくある質問をご紹介します。
女性の悩みもご紹介しています。
40代男性の一人暮らしは恥ずかしい?
結論、全く恥ずかしくないです。
総務省統計局「令和2年国勢調査」によると、40代男性の未婚率は約32%。つまり約3人に1人は独身です。40代で一人暮らしは珍しいことではありません。
むしろ、40代で自分の生活を自分で管理できている人は「自立している」と見られます。恥ずかしいかどうかは住んでいる事実ではなく、部屋の状態と生活の充実度で決まりますよ。



恥ずかしいと感じるなら、部屋をきれいに整えましょう。 それだけで自信が変わります。
手取り15万でも一人暮らしできる?
できますが、エリアと間取りの選択が重要です。
手取り15万円の場合、家賃は3分の1の5万円が上限。都内だとワンルーム・築古に限られますが、地方都市や郊外なら1K・風呂トイレ別でも5万円以下の物件は十分あります。
生活費のシミュレーションはこんな感じです。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 家賃 | 5万円 |
| 食費 | 3万円(自炊メイン) |
| 水道光熱費 | 1万円 |
| 通信費 | 0.5万円(格安SIM) |
| その他 | 3万円 |
| 貯蓄 | 2.5万円 |
| 合計 | 15万円 |
ポイントは食費を自炊で3万円以内に抑えることと、通信費を格安SIMで0.5万円以下にすること。
この2つを徹底すれば手取り15万円でも貯金しながら生活できます。



横浜の郊外なら1K・風呂トイレ別で4万円台の物件もあります。 都内にこだわらなければ選択肢は広がりますよ。
40代女性の初めての一人暮らしは無謀?
無謀ではないです。 40代から一人暮らしを始める女性は実際に多いです。
離婚や転職、親の介護など、40代はライフステージが変わりやすい年代。初めてだからこそ不安は当然ですが、以下の3点を押さえれば安心です。
- 家賃は手取りの3分の1以下に設定する
- オートロック・2階以上はセキュリティの最低条件として確保する
- 初期費用は家賃の5〜6倍を事前に準備する
特にセキュリティ面は妥協しないでください。40代女性が一人暮らしで最も後悔するポイントは「防犯面をケチったこと」という声が多いです。
40代社会人の一人暮らしは間取りで暮らしの質が変わる
最後に、この記事のポイントをまとめます。
40代男性社会人100人へのアンケートでは、1位:1K、2位:1LDK、3位:1Rという結果になりました。
40代の間取り選びで大事なのは、20代・30代と同じ基準で選ばないことです。
筆者自身、20代のころは「安ければいい」でワンルームを選び、料理のにおいに悩まされました。30代で1Kに変えただけで生活の質が劇的に上がった経験があります。
40代ならなおさら、「家賃の安さ」だけでなく「暮らしの質」を基準にすべきでしょう。
- 在宅ワークが多いなら仕事スペースの確保
- 趣味を充実させたいなら部屋数の確保
- 老後を見据えるなら家賃と貯蓄のバランス
自分のライフスタイルに合った間取りを選べば、40代の一人暮らしは確実に快適になります。



迷ったら「1K以上・風呂トイレ別・25㎡以上」で探してみてください。 40代ならこの条件が最低ラインです。
この記事が、あなたの部屋探しの参考になれば嬉しいです!










