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一人暮らしの物件探しのコツ8選!宅建士が失敗談から解説

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一人暮らしの物件探しって、何から始めればいいか迷いますよね。

ネットで検索しても情報が多すぎて、結局どれが正しいのか分からない…」という人も多いと思います。

この記事では、宅建士の資格を持ち、横浜で25年以上暮らしてきた筆者が、自分自身の失敗談をもとに物件探しのコツ8つを解説します。

実体験だけでなく、宅建士だからこそ伝えられる「見落としがちなポイント」もまとめました。はじめての一人暮らしでも、この記事を読めば物件探しの全体像がつかめますよ。

目次

【実体験】失敗から学んだ一人暮らし物件探しのコツ

一人暮らしの物件探しって、何から始めればいいか分からないですよね。

自分は横浜で25年以上暮らしてきましたが、正直、物件選びで何度も失敗しています。

ここでは、その失敗談をもとに「これだけは押さえてほしいコツ」を5つ紹介します。

コツ①:物件探しにおける優先順位を決める【最重要】

物件探しで最初にやるべきことは、自分にとって何が一番大事かを決めることです。

優先順位の例
  • 家賃の安さ
  • 駅からの距離
  • 部屋の広さ
  • コンビニやスーパーまでの距離
  • 周辺の治安

ただし、全部を満たす物件はまず見つからないので、優先順位を3つまでに絞るのがおすすめですよ。

ちなみに自分の場合は、「住環境の静かさ」を最優先にしました。具体的には、RC造(鉄筋コンクリート)で遮音性・防音性が高い物件に絞って探したんです。

優先順位さえ決まれば、物件探しは一気にラクになりますよ。結果的に、隣の生活音がほとんど気にならない部屋に住めているので、この判断は正解でした。

私は過去に木造アパートで下の階の人のイビキが筒抜けだった経験があります。あの経験があったから「構造」を最優先にしたんですよね。

コツ②:収入と家賃のバランスを理解する

物件探しで見落としがちなのが、収入に対する家賃のバランスです。

よく言われるのが「家賃は月収の3分の1以下」というルールですよね。

ただ、一人暮らしの場合は食費・光熱費・通信費もすべて自分持ちなので、できれば4分の1以下に抑えるのが理想ですよ。

たとえば手取り20万円なら、家賃は5〜6.5万円くらいが目安です。

手取り月収家賃の目安(1/3)家賃の目安(1/4)
18万円6.0万円4.5万円
20万円6.6万円5.0万円
25万円8.3万円6.2万円

「家賃を払えるか」ではなく「家賃を払っても生活できるか」で考えましょう。

私は月収の約3分の1を家賃にしていますが、正直もう少し抑えたかったのが本音です。固定費が高いと貯金ペースが落ちるので、ここは慎重に考えるといいですよ。

コツ③:物件探しアプリと不動産会社の違いを理解する

物件を探すとき、SUUMOやHOME’Sなどのアプリだけで完結させていませんか?

アプリはたしかに便利ですが、アプリだけだと見つからない物件があるんです。

というのも、不動産会社には「非公開物件」と呼ばれる、ネット上に掲載されていない物件を持っていることがあります。さらに、物件情報だけでは分からない周辺環境や管理状態も、不動産会社のスタッフなら教えてくれますよ。

自分のおすすめは、まずアプリで候補を絞ってから、不動産会社に直接相談する方法です。

アプリで見つけた物件を見せながら「こういう条件で探しています」と伝えると、プロの目線で似た物件や非公開物件を提案してもらえます。

アプリは「探すツール」、不動産会社は「相談相手」。この使い分けが物件探しのコツですよ。

宅建士の立場から言うと、ネットに出ている物件情報はあくまで「広告」です。実際の住み心地は現地と不動産会社でしか分かりません。

コツ④:繁忙期と閑散期を理解する

物件探しには、「繁忙期」と「閑散期」があるのを知っていますか?

1〜3月は引っ越しシーズンで繁忙期にあたり、物件の動きがとても速いです。

自分も繁忙期に物件を探した経験がありますが、内見のスケジュールを調整している間に、他の人に契約されてしまうケースがほとんどでした。

一方、6〜8月は閑散期で、じっくり比較検討できる余裕があります。

時期特徴
1〜3月(繁忙期)物件数は多いが競争が激しい
4〜5月繁忙期の残り物件が狙える
6〜8月(閑散期)競争が少なく家賃交渉もしやすい
9〜10月転勤シーズンでやや動きあり
11〜12月新生活に向けた早めの物件探しが増え始める

急ぎの事情がなければ、閑散期に探すのが圧倒的に有利ですよ。

私は直近の引っ越しで繁忙期に重なってしまい、内見する時間がなくて契約しました。結果は…次のコツ⑤で話しますね。

コツ⑤:内見は必ず直接見に行く

これは自分の一番の後悔ポイントです。

先ほど触れたとおり、繁忙期で時間がなく内見をせずに契約してしまいました。

結果どうなったかというと、想像以上に部屋が狭かったんです。

引っ越しの荷物を運び入れたらリビングがパンパンになり、荷ほどきとレイアウト調整だけで丸3日かかりました。

間取り図や写真だけでは、実際の「体感の広さ」は絶対に分かりません。とくに以下のポイントは、内見でしか確認できないですよ。

内見しないとわからないポイント
  • 天井の高さ・圧迫感
  • 収納の奥行きと使いやすさ
  • 日当たりと風通し
  • 周辺の騒音レベル

正直、内見なしの契約は二度としません。あの3日間の荷ほどき地獄は今でも覚えています…。これから物件を探す方は、ぜひ1回は現地に足を運びましょう。

宅建士が教える一人暮らし物件探しの見落としがちなコツ

物件探しでは、家賃や間取りばかりに目がいきがちですよね。

でも、宅建士の視点で言うと「契約まわりの知識」が足りないまま契約してしまう人がとても多いんです。

ここでは、見落としがちだけど知っておくべきコツを3つ紹介します。

コツ⑥:初期費用の内訳を事前に把握する

一人暮らしの物件契約では、家賃以外にまとまった初期費用がかかります。

だいたい家賃の4〜5ヶ月分」とは聞いていても、実際に見積もりをもらって驚く人が多いんですよね。主な初期費用の内訳はこちらです。

項目目安
敷金家賃0〜2ヶ月分
礼金家賃0〜2ヶ月分
仲介手数料家賃0.5〜1ヶ月分+税
前家賃家賃1ヶ月分
火災保険料1.5〜2万円
鍵交換費用1〜2万円
保証会社利用料家賃0.5〜1ヶ月分

ポイントは、見積もりを必ず書面でもらうことです。

口頭だけだと後から項目が追加されるケースもあるので、「初期費用の明細をください」と伝えましょう。

また、敷金・礼金ゼロの物件は一見お得に見えますが、そのぶん退去時のクリーニング費用が高く設定されていることもあるので要注意ですよ。

宅建業法では、仲介手数料の上限は「家賃1ヶ月分+税」と決まっています。それ以上を請求された場合は、遠慮なく確認しましょう。

コツ⑦:退去費用を契約前に確認する

意外と見落としがちなのが、退去時にかかる費用です。

「退去のことなんて入居前に考えなくていいでしょ?」と思うかもしれませんが、退去費用のトラブルは国民生活センターへの相談件数でも毎年上位に入っています。

とくに確認しておきたいのが、以下の3点です。

項目ポイント
原状回復の範囲通常の使用による汚れや経年劣化は、原則として貸主(大家さん)の負担です
特約の有無「退去時のクリーニング費用は借主負担」などの特約が契約書に入っていることがあります
敷金の返還条件敷金からどの費用が差し引かれるのか、事前に確認しておきましょう

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドラインが判断基準になるので、契約前に一度目を通しておくと安心ですよ。

契約書の「退去時の費用負担」に関する条項は、署名する前に必ず読みましょう。

退去費用で揉めるケースの多くは「契約書の特約を読んでいなかった」が原因です。面倒でも、契約書は隅々まで確認するのがおすすめですよ。

コツ⑧:管理会社の評判を調べる

物件選びでは間取りや家賃に注目しがちですが、入居後の暮らしやすさを左右するのは管理会社です。

たとえば、こんな場面で管理会社の質が問われます。

管理会社の質が問われる場面
  • 設備の故障(エアコン・給湯器など)への対応スピード
  • 騒音トラブルが起きたときの仲介対応
  • 共用部の清掃やゴミ捨て場の管理状態

管理会社の評判は、Googleマップの口コミで調べるのが手軽です。

「対応が遅い」「連絡がつかない」といった口コミが多い管理会社は、入居後にストレスを感じる可能性が高いです。

また、内見のときにエントランスや廊下、ゴミ捨て場の清掃状態を見るだけでも、管理の質はある程度わかります。

物件そのものだけでなく「誰が管理しているか」まで見るのが、後悔しない物件探しのコツですよ。

私は管理会社の対応が良い物件に住んでいますが、設備トラブル時の安心感がまるで違います。管理会社は「入居後のパートナー」だと思って選びましょう。

実際に使ってよかった一人暮らしの物件探しサイト・アプリおすすめ3選

ここでは、自分が実際に使ったサイトを中心に、一人暮らしの物件探しにおすすめのサイト・アプリを3つ紹介しますよ。

どれも無料で使えるので、まずは気軽に触ってみましょう。

SUUMO

SUUMOアプリの物件検索トップ画面|一人暮らしの物件探しのコツ
実際のアプリ画面

自分が直近の引っ越しで実際に使ったのがSUUMOです。

率直な感想としては、サイト全体がとにかく見やすくて使いやすいです。はじめて物件探しをする人でも、迷わず操作できると思いますよ。

SUUMOの良いところは、部屋ごとの情報がしっかり載っている点です。間取りや家賃はもちろん、設備情報もアイコンで一目で分かるようになっています。

さらに、室内や周辺環境の写真が豊富なので、ネット上でもかなり物件の雰囲気が掴めます。物件によってはパノラマ写真も見られるので、実際に内見に行ったような感覚になれますよ。

項目内容
運営会社株式会社リクルート
掲載物件数国内最大級
主な機能・沿線、エリア検索
・地図なぞり検索
・パノラマ写真
・通勤時間検索
料金無料

私は「地図なぞり検索」をよく使っていました。住みたいエリアを指でなぞるだけで物件が出てくるので、駅名が分からなくても探せるのが便利でした。

【地図なぞり検索を使ってみた】

SUUMO地図なぞり検索の操作画面|横浜エリアで物件を探す方法

気になるエリアを画面内にスクロールします。

SUUMO地図なぞり検索の結果画面|エリア別の物件数が一目でわかる

興味のあるエリアを指でなぞると、なぞった範囲の物件数が表示されます。

SUUMO地図なぞり検索から表示された賃貸物件一覧|家賃・間取り・駅距離がわかる

数字をタップすると実際に広告に出されている物件が表示されます。

気になる物件をタップすると詳細を見られるようになります。

App Storeからダウンロード

Google Playからダウンロード

公式サイト

LIFULL HOME’S

LIFULL HOME'S公式サイトのトップページ|大手不動産情報サイトで物件探し

LIFULL HOME’Sは、掲載物件数が業界トップクラスの大手不動産情報サイトです。

東証プライム上場の株式会社LIFULLが運営しており、27年以上の運営実績があるので安心感がありますよね。

項目内容
運営会社株式会社LIFULL(東証プライム上場)
掲載物件数国内最大級
主な機能・できれば検索
・ハザードマップ表示
・なぞり検索
・見学メモ
・AR計測
料金無料

LIFULL HOME’Sの特徴は、検索条件の絞り込みがとても細かいことです。なかでもユニークなのが「できれば検索」という独自機能。条件を「必須」と「できれば」に分けて優先順位をつけられるので、妥協ポイントを整理しながら物件を探せます。

また、物件情報の更新頻度が高いのも強みですよ。1日に複数回更新されるので、掲載終了した物件をいつまでも見てしまう…というストレスが少ないです。

さらに、地図上にハザードマップを重ねて表示できる機能もあり、水害リスクなどを事前に確認できるのは一人暮らしの物件探しで心強いですよね。

物件探しって条件に優先順位をつけるのが大事なんですが、LIFULL HOME’Sはそれをアプリ上でできるのが良いですよね。ハザードマップ機能も、防災意識が高い人にはおすすめです。

App Storeからダウンロード

Google Playからダウンロード

公式サイト

一人暮らしの物件探しに関するよくある質問

一人暮らしの物件探しに関するよくある質問をご紹介します。

物件探しの時期や件数などを参考にしてみましょう。

物件探しは何ヶ月前から始めるべき?

結論から言うと、引っ越し希望日の1.5〜2ヶ月前がベストです。

賃貸物件は、契約から入居までの間も家賃が発生するケースが多く、早すぎると「住んでいないのに家賃を払う」期間が長くなります。

逆に、1ヶ月を切ると物件の比較検討や内見のスケジュールに余裕がなくなりますよ。おすすめの進め方はこんなイメージです。

時期やること
2ヶ月前希望条件の整理・アプリで物件リサーチ開始
1.5ヶ月前不動産会社に相談・内見スタート
1ヶ月前物件決定・契約手続き
2週間前引っ越し準備・ライフライン手続き

「早く始めれば安心」とは限らないのが物件探しの落とし穴です。タイミングを意識しましょう。

宅建士としてお伝えすると、大家さん側は「なるべく空室期間を短くしたい」と考えています。そのため、入居日が2ヶ月以上先だと申し込みを断られるケースもありますよ。

物件探しで妥協していい条件・ダメな条件は?

条件の妥協は物件探しにつきものですが、「妥協していい条件」と「絶対に妥協してはいけない条件」があります。

宅建士の立場から分けると、こんな感じです。

妥協してもOKな条件
築年数リノベ済みなら快適
階数防犯対策次第で問題なし
駅からの距離徒歩15分で家賃が下がる
コンロの口数自炊少なめなら1口で十分
妥協NGな条件
家賃収入に見合わないと生活破綻
防音性・遮音性毎日のストレスに直結
日当たり・湿気カビや健康面に影響
治安夜間の安全性は絶対に守る

あとから変えられるか?」で判断するのがコツです。家具や家電は買い替えられますが、立地や構造は変えられません。

自分は防音性を最優先、築年数は妥協。「住んでからストレスになるか」で判断するといいですよ。

不動産会社は何件回るべき?

目安は2〜3件がちょうどいいですよ。

1件だけだと比較対象がなく、提案された物件が本当に良いのか判断しづらいです。

かといって5件以上回ると、情報が多すぎて逆に迷ってしまいますよね。2〜3件回るメリットはこちらです。

2~3件回るメリット
  • 同じ物件でも仲介手数料が違うことがある
  • 担当者との相性を比較できる
  • 紹介される非公開物件が会社ごとに異なる

回る順番としては、まず大手(SUUMOやLIFULL HOME’S経由の店舗)で相場感を掴んでから、地元密着型の不動産会社で掘り出し物を探すのがおすすめです。

不動産会社は「物件を探す場所」ではなく「相談する相手」です。信頼できる担当者に出会えるかどうかが、物件探しの満足度を大きく左右しますよ。

宅建士の視点で言うと、良い担当者の見分け方は「デメリットも正直に教えてくれるか」です。メリットしか言わない担当者は要注意ですよ。

一人暮らしの物件探しはコツを押さえれば失敗しない

最後に、この記事で紹介した一人暮らしの物件探しのコツ8つを振り返りましょう。

コツポイント
①:優先順位を決める条件は3つまでに絞る
②:収入と家賃のバランス月収の1/3以下、理想は1/4以下
③:アプリと不動産会社の使い分けアプリで探して不動産会社に相談
④:繁忙期と閑散期急ぎでなければ閑散期が有利
⑤:内見は必ず行く間取り図だけでは体感の広さは分からない
⑥:初期費用の内訳把握見積もりは必ず書面でもらう
⑦:退去費用の事前確認契約書の特約を署名前にチェック
⑧:管理会社の評判Googleマップの口コミで事前に調べる

一人暮らしの物件探しは、知識があるかないかで結果が大きく変わります。

自分自身、内見を省略して後悔した経験があるからこそ断言できますが、コツを知っているだけで防げる失敗は本当に多いですよ。

この記事を参考に、ぜひ納得のいく物件を見つけましょう。

物件探しは「知ってるか知らないか」で差がつきます。この記事が参考になればうれしいです。

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