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新卒で一人暮らしの初期費用がない!貯金ゼロでも始める方法と必要な金額

新卒一人暮らしで初期費用がない人向けの解説記事|貯金ゼロでも始める方法と必要な金額(敷金礼金なし物件・家具家電レンタル・費用を抑えるコツ)
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「学生時代に貯金しておけばよかった…」と後悔している新卒の方、安心してください。家賃6万円なら40〜50万円が目安ですが、貯金ゼロでも始める方法はあります。

会社制度・親への立替依頼・物件の選び方を工夫すれば、自己資金が少なくても一人暮らしは現実的です。

横浜在住25年の宅建士・FP2級の私が、知恵袋の生々しい悩みも踏まえて整理しました。

目次

新卒一人暮らしの初期費用ない問題、まずは「現実の金額」を知ろう

新卒一人暮らしの初期費用は家賃6万円で約40〜50万円かかる内訳図(敷金礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険料・鍵交換・家具家電・引越し費・保証会社)

新卒の一人暮らしに必要な初期費用は40〜50万円が目安です。

家賃6万円の物件を借りる場合の合計額で、賃貸契約費用に家具家電費・引越し費を加えた金額になります。

Yahoo!知恵袋でも「初期費用が高いことを知らなかった」という声が多く、まずは正確な金額を把握するところから始めましょう。

結論:家賃6万円の物件で約40〜50万円かかる

家賃6万円の物件で一人暮らしを始める場合、初期費用の合計は約40〜50万円です。

内訳は以下のとおりです。

  • 賃貸契約の初期費用が25〜30万円
  • 家具家電費が10万円
  • 引越し費が5万円

不動産業界の一般的な目安では、賃貸初期費用は家賃の4.6〜7.8倍程度が相場とされています。つまり、家賃の約7〜8ヶ月分の現金が一気に出ていく計算です。

新卒の手取り月収(16〜20万円)の2〜3倍に相当するため、貯金がゼロだと自己資金だけでは厳しい現実があります。

一人暮らしの初期費用の内訳一覧

賃貸契約時にかかる初期費用は、大きく7項目に分かれます。下の表は家賃6万円の物件を想定した目安です。

項目目安金額内容
敷金6〜12万円(家賃1〜2ヶ月分)退去時の修繕費。残れば返金
礼金6〜12万円(家賃1〜2ヶ月分)大家さんへのお礼金。返金なし
仲介手数料3〜6万円(家賃0.5〜1ヶ月分+税)不動産会社への手数料
前家賃6万円(家賃1ヶ月分)翌月分の家賃を前払い
保証会社費用3〜6万円(家賃0.5〜1ヶ月分)連帯保証人の代わり
火災保険料1.5〜2万円2年契約が一般的
鍵交換費用1.5〜2万円防犯のため新規交換
出典:調査:横浜男子の一人暮らしガイド(複数物件サイトの平均値より算出)

横浜の家賃相場で計算すると、家賃6万円なら25〜30万円、家賃7万円なら30〜35万円、家賃8万円なら35〜40万円が賃貸初期費用の目安になります。

宅建士視点で言うと、仲介手数料は「家賃1ヶ月分+税」が法的上限です(宅地建物取引業法第46条に基づく)。

意外と忘れがちな「家具家電」と「引越し費」

賃貸初期費用とは別に、家具家電費と引越し費で15〜25万円が必要です。

新卒の方が見落としやすい部分で、不動産会社に払う金額だけ準備していて後から焦るパターンが多いんですよね。

最低限の家具家電セット(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・照明・カーテン・布団)なら10万円台で揃います。フルセットで揃えるなら20万円が目安。引越し費用は荷物量と距離で変動しますが、新卒の単身引越しなら3〜6万円が相場です。

ただし、3〜4月の繁忙期は引越し費用が1.5〜2倍になるため、可能なら時期をずらすのも一つの手です。

新卒一人暮らしで初期費用がないときの対処法【資金調達編】

新卒一人暮らしで初期費用がないときの対処法3つ|会社の制度を最優先・親に借りる・消費者金融とカードローンは絶対NG(資金調達編)

初期費用が足りないときの最優先は「会社制度の確認」です。住宅手当や借り上げ社宅が使えれば、自己負担を一気に減らせます。

次に検討すべきは親への立替依頼で、最後の選択肢が消費者金融という順番。

Yahoo!知恵袋でも「消費者金融は絶対ダメ」というベストアンサーが定番で、選択肢の優先順位を間違えないことが大事です。

会社の制度を最優先でチェック

入社する会社に住宅関連の制度があるかは、必ず人事に確認しましょう。新卒は遠慮しがちですが、聞かないと損をする情報がたくさんあります。確認すべき制度は次の4つです。

借り上げ社宅会社が物件を借り、従業員に貸す形式。
家賃の50〜80%を会社負担
住宅手当給与に上乗せされる手当。月1〜3万円が相場
初期費用立替制度会社が初期費用を立て替え、給与天引きで返済
給与前借り制度入社前後に給与の一部を前借り可能(規模の大きい会社に多い)

聞き方の例文も紹介しておきます。

住宅補助制度や社宅制度について、対象条件や金額の目安を教えていただけますか?」と内定者懇親会や入社前の連絡時に聞けば失礼になりません。

住宅手当の存在を知らずに普通に契約してしまう新卒は本当に多いです。

親に借りる・立て替えてもらう

親への立替依頼は、社会人スタートで最も現実的な選択肢です。Yahoo!知恵袋を見ても「初期費用は親に立て替えてもらい、給料から少しずつ返している」という新卒の声が多数あります。

立替の相場は30〜50万円。返済ルールは月1〜3万円を1〜2年で返すパターンが多いです。

学費を出してもらったから頼りたくない」という気持ちは私もよく分かりますが、親借入は金利ゼロで社会人スタートを安全に切れる現実的な選択肢。プライドより実利を取るタイミングです。

ただし、口約束はトラブルのもと。金額・返済額・返済期間を紙に書くだけでも、お互い安心できますよ。

消費者金融・カードローンは絶対NG

消費者金融とカードローンは、絶対に使わないでくださいYahoo!知恵袋のベストアンサーでも「お金は借りるものではない、特に消費者金融は絶対ダメ」と明確に否定されています。

理由は単純で、新卒の与信枠だと金利が高めに設定されるケースが多いから。仮に30万円借りて2年返済すると、利息だけで5万円近く払う計算です。FP2級の視点から言うと、社会人1年目で借金を抱えるのは将来の住宅ローンや車のローンの審査にも影響します。

「親に頼れない」と感じる方こそ、まず会社制度を最大限活用し、それでも足りない分だけ親に頼る順番が正解です。

FPとして断言します。消費者金融の借入は将来の住宅ローン審査にも響きます。

クレジットカード分割払いという選択肢

初期費用をクレジットカードの分割払いで支払える不動産会社もあります。

すべての物件で対応しているわけではないですが、大手仲介会社(エイブル・アパマンショップなど)の一部店舗では可能です。

分割払いのメリットは、手元の現金を残せること。3〜10回払いを選べる場合が多く、金利は年12〜15%ほど。リボ払いは金利が高く返済が長期化するため、必ず回数指定の分割払いを選びましょう。

ただし、カード払い対応の物件は限定的で、初期費用にカード手数料が上乗せされるケースもあります。契約前に「カード払い可・手数料の有無」を不動産会社に確認するのが安心です。

新卒一人暮らしで初期費用がないときの対処法【費用を抑える編】

新卒一人暮らしで初期費用がないときの対処法3つ|敷金礼金ゼロ物件・フリーレント物件・仲介手数料無料半額の不動産会社(費用を抑える編)

初期費用は物件選びで20〜30万円下げられます。資金調達と並行して、そもそも初期費用が安い物件を選ぶ視点が重要です。敷金礼金ゼロ・フリーレント・UR物件など、選択肢を知っているかどうかで負担額が大きく変わります。

敷金・礼金ゼロ物件を狙う

敷金・礼金がゼロの物件なら、初期費用を10〜20万円カットできます。

家賃6万円の物件で敷金1ヶ月・礼金1ヶ月がゼロになれば、それだけで12万円の節約。新卒の物件探しではまず候補に入れたい条件です。

ただし、注意点が2つあります。

  • 退去時の修繕費が実費請求されやすく、後から数万円〜十数万円を請求されるケースがある
  • 短期解約違約金(1〜2年以内に解約すると家賃1〜2ヶ月分)が設定されている物件もある

ゼロゼロ物件を選ぶときは、契約書の「特約条項」を必ずチェックしましょう。SUUMOやLIFULL HOME’Sで「敷金礼金ゼロ」で絞り込み検索すれば、横浜エリアでも豊富に見つかります。

宅建士の本音:ゼロゼロ物件は契約書の特約条項を必ず読みこんでください。

フリーレント物件を活用する

フリーレント物件は家賃1〜2ヶ月分が無料になる物件です。前家賃と次月家賃が浮くため、初期費用を6〜12万円カットできます。

仕組みはシンプルで、入居から最初の1〜2ヶ月の家賃が無料になるだけ。礼金代わりに家賃を無料にすることで、空室を埋めたい大家さんが提供している契約形態です。賃貸契約上の「家賃」は変わらないため、退去時の精算にも影響しません。

ただし、短期解約違約金にだけ注意してください。フリーレント期間に応じた違約金(無料期間2ヶ月なら家賃2ヶ月分など)が、1〜2年以内の解約で発生する物件がほとんどです。

フリーレント物件は長く住む前提で選ぶのが基本ですよ。

仲介手数料無料・半額の不動産会社を選ぶ

仲介手数料は家賃1ヶ月分が上限で、無料や半額の不動産会社もあります。家賃6万円なら3〜6万円の差になるため、見逃せないポイントです。

横浜エリアでも「仲介手数料無料・半額」を打ち出す不動産会社は増えています。仕組みとしては、大家さんからの広告料で運営しているため、入居者からは取らないというビジネスモデル。違法でも怪しいものでもありません。

ただし、無料を売りにしている会社は物件の選択肢が限定されることもあります。「無料で借りたい物件」と「払ってでも借りたい物件」を比較して判断しましょう。

UR・公社・家具家電付き物件を検討する

UR賃貸住宅(独立行政法人都市再生機構)は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。

新卒で初期費用を抑えたい方には、最強クラスの選択肢ですよ。

UR物件のメリットは次の4つ。

  • 礼金・仲介手数料がゼロ
  • 更新料もゼロ(2年ごとの更新料が不要)
  • 保証会社・保証人が不要
  • 入居審査が比較的シンプル(収入基準は家賃の4倍が目安)

横浜エリアにもUR物件は多数あり、たとえ洋光台団地(磯子区)・ひかりが丘(旭区)・コンフォール南永田(南区)などが代表的です。

物件によっては家賃も相場より安く、新卒の家計にやさしい選択肢ですよ。

横浜25年の私から見ても、UR物件は新卒の初期費用問題の最適解です。

繁忙期(1〜3月)を避けて閑散期に動く

1〜3月の繁忙期を避けると、初期費用も引越し費用も下がります。引越し費用は繁忙期の半額〜2/3になり、家賃交渉も通りやすくなる時期です。

新卒の場合、入社時期が4月で動かせない方が多いと思いますが、入社前から内定先の近くに住むなら前年の10〜12月に動くのが狙い目。

逆に、入社後すぐの引越しを避け、6〜8月の閑散期に動くという選択も検討する価値があります。

時期をずらせば、礼金交渉やフリーレント追加交渉も応じてもらいやすくなりますよ。

家賃交渉より「初期費用の値引き交渉」の方が通りやすいのが宅建士の体感です。

新卒一人暮らしの初期費用いつまでにいくら必要?タイムライン解説

新卒一人暮らしの初期費用はいつまでにいくら必要かのタイムライン|①契約時に家賃4〜5ヶ月分②引越し当日に現金③入居後1ヶ月以内に追加費用

初期費用は3つのタイミングに分けて支払います。

  • 契約時に大半(家賃の4〜5ヶ月分)
  • 引越し当日に現金
  • 入居後1ヶ月以内に追加費用

Yahoo!知恵袋でも「前家賃を払ったのに給料から天引きされる」という混乱が多く、支払いタイミングの理解が後のトラブル防止につながります。

契約時に必要なお金(家賃の4〜5ヶ月分)

契約時には家賃の4〜5ヶ月分(家賃6万円なら24〜30万円)が必要です。

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 前家賃
  • 保証会社費用
  • 火災保険料
  • 鍵交換費用

これらすべてこのタイミングで発生します。

支払い方法は不動産会社指定の口座への振込が基本で、契約日の1〜2週間前までに完了させる必要があります。契約日当日に「振込が確認できない」と契約できないケースもあるため、入金タイミングは早めが安心。

なお、振込手数料は自己負担です。ネット銀行を使えば手数料を抑えられるので、契約前に振込元の口座を準備しておきましょう。

引越し当日に必要な現金

引越し当日は、引越し業者への支払いが現金で発生します。3〜6万円ほどが目安で、繁忙期はさらに高くなります。

引越し業者の多くは現金払いが基本ですが、最近は大手業者を中心にクレジットカード払い対応も増えてきました。サカイ引越センター・アート引越センター・アリさんマークの引越社などは、事前申請でカード払い可能。

また、不動産会社によっては鍵渡しのタイミングで「鍵交換費用」を当日現金請求するケースもあります。当日に必要な現金は1万円程度を多めに用意しておくと安心です。

入居後1ヶ月以内に必要なお金

入居後1ヶ月以内には、ライフラインの開通費と日用品で5〜10万円が必要です。電気・ガス・水道の開通費自体は数千円〜1万円ですが、生活用品の買い揃えで意外とお金が飛びます。

具体的にかかるお金は次の通り。

項目費用
電気・ガス・水道の開通費合計5,000〜10,000円
通信費(光回線・スマホ)の初期費用2〜3万円
食器・洗剤・トイレットペーパー等の日用品1〜2万円
カーテン・寝具・追加家具3〜5万円

家具家電を「最低限だけ」で入居した場合、生活しながら必要なものを買い足す形になります。最初の1ヶ月は出費が読めないので、5万円ほどの予備費を残しておくのが理想です。

「前家賃を払ったのに給料から天引きされる」問題の正体

5月給料から天引きされる家賃は、6月分の家賃です。Yahoo!知恵袋で混乱が多いポイントですが、家賃は「前払い」が基本という仕組みを知れば一発で解決します。

タイムラインで整理するとこうなります。

タイミング内容
契約時(3月)4月分の前家賃を初期費用として支払い
4月給料5月分の家賃が天引き
5月給料6月分の家賃が天引き
6月給料7月分の家賃が天引き

つまり、契約時に払う「前家賃」は入居月の家賃で、その後は毎月「翌月分を当月給料から天引き(または引落し)」という流れ。

社宅や借り上げ社宅の場合、この仕組みがそのまま給与天引きに置き換わるだけなんですね。

不安なら、入社後に総務・人事に「給与天引きの家賃は何月分ですか?」と聞けば即答してくれます。

私も新卒時代、前家賃の意味が分からず不動産屋に3回聞きました(笑)

【独自アンケート】新卒の一人暮らし初期費用、リアルにいくらかかった?

新卒層(22〜25歳)が実際に払った初期費用の平均は約43万円でした。

横浜男子の一人暮らしガイド独自のアンケート(経験者100名・うち22〜25歳の新卒層19名)から、新卒相当の年齢層を抽出して再集計したリアルなデータです。

「自分だけが大変なわけじゃない」と分かるだけでも、不安が和らぎますよ。

家賃帯別:初期費用の平均は家賃の約7〜8ヶ月分

新卒相当(22〜25歳)の回答者が実際に払った初期費用は、家賃帯ごとに次の通りでした。

新卒一人暮らし 家賃帯別の初期費用平均(アンケート結果)
新卒(22-25歳)19名のアンケートでは家賃の約7〜8ヶ月分が初期費用の平均だった
家賃帯件数初期費用の平均家賃の何ヶ月分か
4万円未満6名約30万円約8.6ヶ月分
4〜5万円未満1名約25万円約5.6ヶ月分
5〜7万円未満8名約46万円約7.7ヶ月分
7〜9万円未満3名約68万円約8.5ヶ月分
※グラフのデータ詳細

家賃の約7〜8ヶ月分が初期費用のリアル平均値ということになります。

一般的に言われる「家賃4〜5ヶ月分」より高めの水準で、家具家電費・引越し費・予備費まで含めるとこの金額に膨らむのが現実です。

特に注目したいのは、家賃4万円未満の物件でも初期費用30万円が必要だったこと。家賃が安くても、家具家電費や引越し費は固定でかかるため、家賃の8ヶ月分超えになるケースが多いんです。

想定通りだったのは47%、4割は「想定より高くなった」

新卒層の37%が「想定より高くなった」と回答しました。だいたい想定通りだった人が47%、想定より安く済んだ人は16%だけ。半数以上が、最初の見積もりより多くお金を使っているのが実態です。

新卒一人暮らし 初期費用が想定通りだったかの割合(アンケート結果)
新卒の37%が「想定より高くなった」と回答(独自アンケート19名集計)

新卒の4割近くが「予想より高くついた」と答えている事実は、そのまま「事前の情報収集が足りていない人が多い」というメッセージでもあります。

引越し時期:4〜6月組は1〜3月組より16万円高い

4〜6月の引越し組の平均は約53万円で、1〜3月組の約37万円より16万円も高い結果になりました。新卒の入社時期に合わせた引越しは、繁忙期料金で割高になることが数字でも証明されています。

引越し時期件数平均初期費用
1〜3月10名約37万円
4〜6月7名約53万円
7〜9月1名約40万円
10〜12月1名約40万円

入社直前の3月に焦って引越すより、内定後の前年12月〜1月に動く方が安く済む可能性が高いですね。

予想外だった費用|新卒経験者のリアルな声

アンケートの自由回答から、新卒層が実際に「想定外」と感じた費用を紹介します。

「賃貸契約時の初期費用として、敷金・礼金以外に鍵交換費用や室内クリーニング代、火災保険料などが数万円単位で重なったのが予想外でした」(25歳・家賃5〜7万円)

「火災保険料が高いことです。予想外だったので悲しかったのを覚えています」(23歳・家賃5〜7万円)

「仲介手数料が高い不動産を選んでしまい、本来ならもう少し安く済ませることができたこと」(24歳・家賃5〜7万円)

「家電の新生活応援セールのセット売りを利用しなかった事です。テレビや電子レンジなど一つ一つ購入したので、最終的な金額は想定よりも高かったです」(25歳・家賃7〜9万円)

「初期費用が3ヶ月分一気に来るから意外と高かった」(25歳・家賃5〜7万円)

5人に共通するのは「敷金礼金以外の細かい費用を見落としていた」「仲介手数料や家電購入で工夫の余地があった」という点です。逆に言えば、この記事を読んでいる時点で同じ失敗は避けられます。

節約ポイント:家具家電を中古で揃えると約9万円安い

家具家電を中古で揃えた人は新品派より約9万円安く済んでいます。アンケートデータで揃え方別に集計したところ、明確な金額差が出ました。

新卒一人暮らし 家具家電の揃え方別の初期費用平均(アンケート結果)
家具家電を中古で揃えた人は新品派より約9万円安く済んでいる(独自アンケート)
揃え方件数平均初期費用
家具家電付き物件3名約25万円
ほぼ中古・もらいもの3名約37万円
ほぼ新品で購入8名約46万円
新品と中古を半々5名約53万円

自由回答でも、新卒経験者が「やっておけばよかった」と語った節約ポイントは次の3つに集約されました。

  • 家電は中古・リサイクルで十分(複数の回答者が共通して指摘)
  • 新生活応援セールのセット買いを活用する
  • 仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ

家電購入の方法を工夫するだけで、10万円近い差が出るのが現実なんですね。

新卒一人暮らしのメンタルを守るためのお金の心構え

新卒一人暮らしのメンタルを守るためのお金の心構え2つ|①貯金ゼロ=失格ではない自分のペースで②2年目から襲ってくる住民税のリアルに計画的に備える

「貯金ゼロでスタート」は決して珍しくありません。

新卒のお金の不安は知識で減らせるもので、何にいくらかかるかが見えれば対処法は必ず見つかります。

FP2級として伝えたいのは、最初の1年は焦らず、2年目以降の住民税まで見据えた家計設計をすることです。

「貯金ゼロ=失格」ではない

単身世帯の約3人に1人は金融資産ゼロというデータがあります。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2024年・単身世帯)」によれば、単身世帯のうち32.8%が金融資産を保有していないと回答しており、20代の金融資産平均値は161万円・中央値は低水準にとどまっています。

社会人スタート時点で貯金がない人は決して珍しくないんです。

つまり、貯金ゼロは「準備不足」ではなく「スタンダード」。Yahoo!知恵袋の質問者と同じように、多くの新卒が同じ悩みを抱えています。

大事なのは、過去の貯金不足を悔やむことではなく、これからどう工面するかの行動。会社制度の確認、親への相談、物件選びの工夫など、できることはたくさんあります。

2年目から襲ってくる住民税のリアル

新卒2年目から住民税で月1〜2万円の手取り減がありますYahoo!知恵袋のベストアンサーでも、「2年目以降には住民税がかかってくる」と注意喚起されている重要ポイントです。

住民税は前年の所得に対して課税される仕組みのため、新卒1年目(収入の少ない年)は基本的にかからず、2年目から本格的に引かれ始めます。年収300万円台前半なら、年間12〜18万円ほどの住民税負担。月割りで1〜1.5万円の手取り減になります。

つまり、1年目の手取りで「ギリギリ生活できる」家計設計だと、2年目に確実にしんどくなります。家賃は手取り20万円の段階でも、最初から5〜6万円台に抑えておくのが安全策です。

FPの視点から:1年目の家賃設定は2年目の住民税まで見越して決めましょう。

手取り20万で家賃いくらが現実的か(横浜の場合)

手取り20万円なら、家賃は5〜6.7万円が現実的なラインです。手取りの1/3ルールに当てはめた数字で、住民税負担も考慮すると6万円台前半に収めるのが安全です。

横浜エリアで家賃6万円台前半の物件があるエリアは次の通り。

鶴見区京浜東北線・京急線で都内アクセス良好
神奈川区横浜駅まで1駅の好立地
保土ヶ谷区横須賀線・相鉄線が利用可
南区横浜駅まで10〜15分

横浜は都内に比べて家賃が1〜2万円安く、新卒の手取りでも無理なく住める街です。職場が都内でも、横浜起点なら通勤1時間圏内に十分収まります。

横浜の住みやすいエリアについては、別記事「横浜 一人暮らし おすすめ」で詳しく整理しているので参考にしてください。

新卒一人暮らしの初期費用がないときによくある質問(FAQ)

新卒の一人暮らしの初期費用について、Yahoo!知恵袋でも頻出する質問をまとめて回答します。

新卒で一人暮らしを始める場合、初期費用は誰が払う?

自己負担が基本ですが、親借入や会社制度を併用するケースが多いです。

Yahoo!知恵袋でも「初期費用は親に立て替えてもらった」という新卒の声が多く、自分一人で全額払うケースは少数派。会社の住宅手当や借り上げ社宅が使える場合は、会社負担で大幅に軽減できます。

親に借りるときの返済はどうしてる?

月1〜3万円を1〜2年で返済するパターンが一般的です。

30万円の立替なら月2.5万円×12ヶ月、50万円なら月2万円×25ヶ月が目安。

口約束ではなく、金額・返済額・返済期間を紙に書いておくとお互い安心です。

内定者でも賃貸契約できる?

内定通知書があれば内定者でも契約可能です。

多くの不動産会社が「入社予定の会社・年収見込み」で審査してくれます。

ただし、保証会社の審査は厳しめになるため、親を保証人または緊急連絡先にすると通りやすいですよ。

クレジットカードで初期費用を払える?

一部の不動産会社で対応していますが、全物件ではありません。

大手仲介会社(エイブル・アパマンショップなど)の一部店舗で可能。

3〜10回の分割払いなら金利負担も抑えられます。リボ払いだけは絶対避けましょう。

入社前と入社後、どっちで契約した方がいい?

入社前(内定後)の契約をおすすめします。

理由は繁忙期前の1〜2月なら物件選択肢が多く、入社後の急ぎ契約だと選択肢が限られるから。

早めに動けば家賃交渉の余地もあります。

家賃保証会社の審査に新卒は通る?

新卒でも基本的に通りますが、家賃が手取りの1/3を超えると厳しくなります。

家賃6万円なら手取り18万円以上が目安。心配な場合は、保証会社不要のUR物件を選ぶのが確実です。

新卒で初期費用がなくても一人暮らしは始められる

新卒で初期費用がない場合の解決策は、会社制度→親借入→物件選びの工夫の3段構えです。

貯金ゼロでも、正しい順番で動けば一人暮らしは現実的に始められます。押さえておくべきポイントは次の5つです。

  • 初期費用は家賃6万円の物件で40〜50万円が目安(家具家電・引越し費含む)
  • 最優先は会社の住宅手当・社宅・前借り制度の確認
  • 親への立替依頼は新卒の約6割が活用している現実的な選択肢
  • 消費者金融は絶対NG(金利15〜18%で雪だるま式に増える)
  • 物件選びは敷礼ゼロ・フリーレント・URで20〜30万円カット可能

まずやるべきは、入社する会社の人事に住宅補助制度を聞くこと。

次に親に相談、最後に物件選びの順番で動けば、無理なく新生活がスタートできます。

横浜の物件探しのコツや、初期費用を抑える物件選びについては、関連記事も参考にしてみてくださいね。

参考文献

本記事の作成にあたり、以下の公的機関・公的団体の情報を参考にしています。

新卒一人暮らしで初期費用がない人向けの解説記事|貯金ゼロでも始める方法と必要な金額(敷金礼金なし物件・家具家電レンタル・費用を抑えるコツ)

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