「一人暮らしに1Kって実際どうなの?」と気になっていませんか?
本記事では、1K経験者の男性100人にアンケートを実施し、十分派・不十分派それぞれのリアルな声を紹介します。
さらに横浜で1Kに住む宅建士の私が、1Kでも快適に暮らすための具体的な工夫まで解説します。
1K以外の間取りも含めて全体像を確認したい方は、「一人暮らしの間取りおすすめガイド」も合わせてご覧くださいね。
【実体験】一人暮らしは1Kで十分
「一人暮らしに1Kって狭くない?」と思うかもしれませんが、結論から言うと1Kで十分快適に暮らせます。
僕はこれまで3軒の一人暮らしを経験してきましたが、すべてワンルームか1Kの部屋です。
| 項目 | 1軒目 | 2軒目 | 3軒目(現在) |
|---|---|---|---|
| 間取り | ワンルーム | ワンルーム | 1K |
| 建物タイプ | アパート | マンション | マンション |
| エリア | 東京都葛飾区 | 東京都台東区 | 横浜市 |
| 家賃 | 6.5万円 | 7.5万円 | 7.6万円 |
| 築年数 | 25年 | 34年 | 18年 |
3軒ともワンルームor1Kですが、どの部屋でも「狭くて無理」と感じたことは一度もありませんでした。
1軒目・2軒目のワンルーム時代は、料理のにおいが部屋に広がったり玄関から部屋が丸見えになるのが地味にストレスだったんですよね。
その点、今の横浜の1Kはキッチンと居室がドアで仕切られているので、においも視線も気にならない。リビングは18㎡と若干狭いですが、ベッド・デスク・テレビ台すべてを置けます。

総合的にみて、「ワンルームから1Kにしただけで、こんなに快適になるのか」と驚きました。

宅建士の立場から言うと、1Kは同じ家賃帯でも1LDKより駅近・築浅が見つかりやすいんですよね。条件のいい部屋に住みたいなら1Kを軸に探すのがおすすめですよ。
【100人に聞いてみた】一人暮らしは1Kで十分か
「一人暮らしに1Kって狭くないの?」これから一人暮らしを始める人にとって、1Kで本当に足りるのかは気になるポイントですよね。
そこで当サイトでは、1K居住経験のある男性100人にアンケートを実施しました。
57%が「一人暮らしは1Kで十分」と回答
結果はこちらです。
| 回答 | 人数 |
|---|---|
| 十分だと感じた | 57人 |
| 不十分だと感じた | 43人 |
約6割が「1Kで十分」と答えた一方で、4割以上が「不十分」と回答。「十分派」と「不十分派」がほぼ拮抗しているのが正直な結果です。
では、この差はどこから生まれるのでしょうか?



自分も横浜で1K・18㎡に住んでいますが、正直「十分」と「不十分」の両方の気持ちが分かります。
ライフスタイルによって不十分に感じる場合もある
年代別に見ると、面白い傾向が出ています。
| 年代 | 十分 | 不十分 |
|---|---|---|
| 20代 | 17人(68%) | 8人(32%) |
| 30代 | 18人(53%) | 16人(47%) |
| 40代 | 13人(52%) | 12人(48%) |
| 50代以上 | 7人(50%) | 7人(50%) |
20代は約7割が「十分」と答えていますが、30代以降はほぼ半々に変わっていきます。
この背景には、年齢とともにライフスタイルが変化することが関係しています。
20代のうちは仕事中心で家にいる時間が短いため、寝る場所さえあれば十分。しかし30代以降になると、在宅ワークの増加・趣味の充実・生活の質へのこだわりが強まり、1Kでは手狭に感じやすくなるんです。
つまり「1Kで十分かどうか」は、間取りの問題ではなくライフスタイルの問題といえます。



「今の自分の生活スタイル」で判断するのが間取り選びのコツです。
年代別の間取りリアル事情は、「30代社会人の一人暮らし間取り事情【100人調査】」で詳しく解説していますよ。30代以降のライフスタイルの変化も参考になりますよ。
一人暮らしは1Kで十分と感じた理由
ここからは、「1Kで十分」と答えた57人の声を詳しく見ていきましょう。
理由1位:掃除がラクで管理しやすい
最も多かった理由は、部屋がコンパクトだから掃除や片付けがラクという声でした。
部屋数が少ないぶん掃除機をかける範囲も少なく、忙しい社会人でも清潔な部屋を維持しやすいのが大きなメリットです。
「掃除をする手間も少なく、狭くて快適に感じました」(29歳)
「広すぎると掃除が大変になるし、いい意味で全部手の届く場所にあるので暮らしやすい」(43歳)
「コンパクトな分、生活動線がシンプルで暮らしやすい」(28歳)
「狭い=不便」ではなく「狭い=管理がラク」と感じている人が多いのは意外ですよね。



私も1K・18㎡に住んでいますが、掃除が10分で終わるのは本当にラクですよ。
理由2位:家にいる時間が短く寝るだけだから
次に多かったのが、「仕事で家にいないから寝られれば十分」という声です。
とくに20代の回答者に多く、家は寝るための場所と割り切っている人にとって1Kは合理的な選択なんですよね。
「仕事が終わり家では食事→お風呂→寝るだけの毎日。一部屋あればベストです」(25歳)
「基本大学とトレーニングで外出することが多いため、家は寝るだけの拠点」(19歳)
「殆ど家にいることが無かったから寝れれば十分」(28歳)
外出が多い生活スタイルの人にとっては、広い部屋は「家賃の無駄」になりかねません。



家賃を抑えて立地の良い場所に住む、という選択肢は宅建士としてもおすすめできます。
理由3位:物が少なければ1Kで問題ない
3番目に多かったのは、荷物が少ない人は1Kで十分という声でした。
ミニマルな暮らしを意識している人や、もともと物を持たないタイプの人は、1Kの広さでまったく不自由を感じていません。
「ベッドと作業机を置いても、どうせ寝るだけの部屋だと割り切ると十分でした」(32歳)
「一人暮らしだと必要最低限の家具・家電を置くだけでいい」(37歳)
「物が少ない暮らしだったので、収納もある程度充実していれば十分だった」(29歳)
「1Kで十分かどうか」は、部屋の広さよりも「自分の持ち物の量」で決まるとも言えますよ。



私は引っ越しのときに荷物を半分に減らしました。物が少ないと1Kでも本当に快適です。
一人暮らしは1Kでは不十分と感じた理由
一方、「不十分」と答えた43人の声も見ていきましょう。
理由1位:収納が足りない・物があふれる
最も多かった不満は、収納スペースの不足でした。
1Kは居室が1部屋のため、クローゼットも小さいケースが多く、季節物の衣類や趣味のアイテムが増えると一気に部屋が圧迫されます。
「荷物が多かったがとても収納できず、引っ越し前にかなりの量を処分せざるを得なかった」(31歳)
「趣味のキャンプ道具や季節物の衣類を置くだけで居室の半分近くが埋まってしまった」(29歳)
「収納スペースが不足し、物が出しっぱなしになりやすく、部屋が散らかりやすくなった」(43歳)
「物が多いタイプ」の人にとって、1Kの収納力は最大のネックですよ。



物件選びのとき、収納の「数」だけでなく「奥行きと高さ」まで確認するのがおすすめです。
理由2位:友人や恋人を呼ぶと狭すぎる
次に多かったのが、人を呼べない問題です。
一人で暮らす分には問題なくても、友人や恋人が来ると途端に狭さを感じるという声が非常に多くありました。
「友達や恋人を呼ぶと狭く感じた。1Kではいかにもお金がなくて貧しいと思われたのが悔しかった」(38歳)
「複数人がうちに来たとき、大きい家具が邪魔でとても狭い思いを友達にさせた」(36歳)
「友人を入れた時に見られたくないところもある」(30歳)
「一人なら十分、二人以上になると不十分」。これが1Kのリアルな評価ですよ。



私も1Kに友人を呼んだことがありますが、正直2人が限界でした…。
理由3位:仕事と生活の空間を分けたい
3番目に多かったのが、在宅ワークとの相性の悪さです。
コロナ以降、自宅で仕事をする人が増えましたが、1Kだと仕事のデスクとベッドが同じ空間にあるため、オンオフの切り替えが難しいという声が目立ちました。
「仕事中にプライベート空間が視界に入って集中できなかった」(32歳)
「在宅での作業時間が増え、生活感を切り離せないことに限界を感じた」(28歳)
「窮屈感があった。仕事・睡眠・余暇が全て同じスペースに混在しているのが居心地悪かった」(42歳)
在宅ワークが週3日以上ある人は、1Kだとストレスを感じやすいかもしれません。
ちなみに、「不十分」と答えた43人に「どのくらいの間取りなら十分か」を聞いた結果がこちらです。
| 間取り | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1LDK | 23人 | 53.5% |
| 2DK | 11人 | 25.6% |
| 1DK | 7人 | 16.3% |
| 2LDK | 2人 | 4.7% |
過半数が1LDKを選んでおり、「もう1部屋」よりも「リビングを広くしたい」というニーズが強いことが分かります。
つまり、1Kに不満を感じている人の多くは「部屋数」ではなく「空間の余裕」を求めているんですよね。



予算的に1LDKが難しい場合は、専有面積25㎡以上の広めの1Kを選ぶのも手ですよ。
1Kでも快適に一人暮らしするための工夫5選
ここまで1Kについて、「十分派」「不十分派」の両方の声を紹介してきました。ここからは、1Kでも快適に一人暮らしするための工夫をご紹介します。
1Kに住むかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今回の回答者100人が住んでいた1Kの家賃帯と専有面積はこちらです。




家賃4〜5万円台・専有面積20〜25㎡がボリュームゾーンでした。
つまり、これから紹介する工夫は決して広い1Kではなく、一般的な広さの1Kで実践されたものです。
自分の部屋でもすぐ真似できる工夫ばかりなので、ぜひ参考にしてみましょう。
工夫①:物を増やさない・定期的に断捨離する
最も多かった工夫が、そもそも物を増やさないことでした。
1Kの快適さは、収納力ではなく「持ち物の量」で決まると言っても過言ではありません。
実践しやすいルールとして、「1つ買ったら1つ捨てる」というルールを取り入れている人が多くいました。
「とにかく物を増やさない。不要になった物は早急に処分することを心がけた」(31歳)
「1つ買ったら1つ捨てるルールを徹底した」(30歳)
1Kで快適に暮らすコツは「広い部屋に引っ越す」ではなく「物を減らす」が正解かもしれません。



私も引っ越し前に持ち物を半分に減らしました。物が少ないだけで1Kの印象がガラッと変わりますよ。
工夫②:ベッド下・縦の空間を収納に活用する
次に多かったのが、縦の空間を活用して収納を増やす工夫です。
1Kは床面積が限られているため、上方向にスペースを確保するのが鉄則ですよ。具体的には以下のような工夫が挙がっていました。
- ベッド下に収納ボックスを設置
- 突っ張り棚で天井付近に収納スペースを確保
- 洗濯機の上にラックを設置
「クローゼットがないので服は全てベッドの下に収納。トイレの中に突っ張り棒で靴棚を作った」(40歳)
「とにかく縦の空間を活用。壁面に突っ張り棒の棚を設置して床に物を置かないようにした」(26歳)
「床に物を置かない」を徹底するだけで、1Kでも驚くほど広く感じますよ。



私もベッド下に衣装ケースを3つ入れています。季節外の服はここに全部収まりますよ。
工夫③:ロータイプの家具で圧迫感を抑える
背の低い家具で統一するという工夫も多く見られました。
高さのある家具は収納力がある反面、部屋全体に圧迫感を与えてしまいます。
ロータイプで揃えると視線が抜けるため、同じ広さでも体感で1.5倍くらい広く感じますよ。
「視線を遮らないよう、背の低いロータイプの家具で統一し、部屋を広く見せる工夫をした」(33歳)
「家具の色を白で統一することで、20㎡の狭い空間でも明るく開放的に見えた」(27歳)
家具選びのポイントは「収納力」よりも「高さ」。低い家具のほうが部屋は広く見えますよ。



内見のときに家具の配置をイメージしておくと、入居後のギャップが減りますよ。
工夫④:折りたたみ家具・ソファベッドで省スペース
使わないときにコンパクトにできる家具を選んでいる人も多くいました。
とくに折りたたみテーブル・ソファベッドは1Kの定番アイテムです。
来客時はテーブルを畳んでスペースを確保し、夜はソファをベッドに変えるなど、1つの家具で2役をこなせるのが魅力ですよ。
「椅子一つでもスペースを取るため折りたたみ式のものを使用していた」(41歳)
「ベッドをソファベッドにし、寝るとき以外はソファにしてスペースを確保した」(35歳)
1Kでは「固定する家具」を減らすのがスペース確保のコツです。
工夫⑤:ベッドを置かず布団にする
意外と多かったのが、ベッドを置かずに布団で暮らすという選択です。
ベッドは1Kの居室面積の3〜4割を常に占有してしまいますが、布団なら畳めば日中のスペースがまるまる空きます。
「ベッドを入れるといかにも狭いので、布団にして起きている時は畳んで椅子代わりにしていた」(47歳)
「ベッドは置かずに敷布団を出し入れして生活すると、友達を呼びやすい座組にできる」(36歳)
「ベッドか布団か」の選択は、1Kの快適さを左右する最大のポイントかもしれません。



私はベッド派ですが、もし1Kで友人を頻繁に呼ぶなら布団のほうが柔軟に使えると思いますよ。
一人暮らしの1Kに関するよくある質問


一人暮らしの1Kに関するよくある質問をご紹介します。
1LDKとの比較や平米数に関する疑問を参考にしてみましょう。
- 一人暮らしで1LDKは広すぎる?後悔しない?
-
結論から言うと、1LDKが広すぎるということはありません。
リビングと寝室を分けられるので、オンオフの切り替えがしやすくなるのは大きなメリットですよね。
ただし注意したいのは、家賃と光熱費が1Kより確実に上がるという点です。横浜エリアだと1Kと1LDKで月1〜3万円ほど差が出ることも珍しくありません。
「広さは欲しいけど使い切れるか不安」という方は、まず1Kに住んでみて本当に手狭に感じるかどうかを確かめてから判断しても遅くないですよ。



宅建士としてよく聞くのが「1LDKにしたけどリビングが物置になった」という後悔パターン。広ければいいというわけでもないんですよね。
- 一人暮らしするなら1Kと1LDKどっちがいい?
-
コスパ重視なら1K、在宅ワークや自炊を本格的にやるなら1LDKがおすすめです。
1Kは家賃を抑えつつ駅近・築浅の好条件物件を狙いやすいのが強み。
一方で1LDKはキッチンスペースが広く、リビングと寝室を分けられるので生活にゆとりが生まれます。
ただし同じエリア・同じ築年数で比較すると1LDKの家賃は1Kの1.5倍前後になることが多いので、毎月の固定費をしっかりシミュレーションしてから決めるのがおすすめです。



僕自身は1Kで十分派ですが、料理が趣味で毎日自炊する人や在宅勤務メインの人は1LDKのほうがストレスなく暮らせると思いますよ。
- 1Kは何畳あれば一人暮らしに十分?
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目安としては7〜8畳あれば快適に暮らせます。
6畳でも生活はできますが、ベッド・デスク・テレビ台を置くとかなり窮屈になるので、レイアウトの工夫が必須になってきます。
逆に9畳以上あると家具の配置に余裕が生まれて、ソファやローテーブルも置けるようになりますよ。
もうひとつ大事なのが専有面積です。同じ7畳でも専有面積20㎡と25㎡ではキッチン・玄関・収納の広さがまったく違います。
畳数だけでなく専有面積25㎡以上を基準に探すと、満足度の高い部屋が見つかりやすいですよ。



僕が今住んでいる1Kはリビング18㎡。7畳クラスでもこのくらいあると、一人暮らしには十分すぎるくらい快適です。
一人暮らしは1Kで十分かは「使い方」次第
100人へのアンケートでは、57%が「十分」、43%が「不十分」という結果でした。
十分と感じた人は掃除のラクさ・物の少なさ・外出中心の生活を理由に挙げ、不十分と感じた人は収納不足・来客時の狭さ・在宅ワークとの相性を挙げています。
つまり、1Kで十分かどうかは間取りの問題ではなく「自分の暮らし方」次第なんですよね。
物が少なく外出が多いなら1Kで快適に暮らせますし、在宅時間が長く趣味の物が多いなら1LDKを検討するのもありですよ。
大切なのは「自分のライフスタイルに合った間取り」を選ぶことです。



私は1K・18㎡で十分快適に暮らせています。まずは自分の持ち物と生活パターンを振り返ってみましょう。













